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→【500mW出力】50MHz QRPp AMトランシーバーキット KTR-12
→【NFB付きベース変調 200mW】50MHz AM QRPpトランシーバー DTR-20
→【NFB付きベース変調 500mW・中波/短波/FM放送受信】50MHz AM QRPpトランシーバー DTR-23
→50MHz QRPp AMトランシーバーキット KTR-10
名称 | 50MHz AMトランシーバー DTR-24 |
周波数 | 受信:50.000MHz 〜 54.000MHz(AM/SSB) FM放送:76.0 〜 108.0MHz AM放送:150kHz 〜 30MHz(ただし、実用感度は中波・短波域のみ) 送信:50.003MHz 〜 53.997MHz(AMのみ) |
送信 | 出力:500mW / 8V 終段FET:AFT05MS004N x 1個 電波形式:AM(A3E) 変調方式:低電力変調(NFB付き・終段ゲート変調) |
受信 | 受信方式:シングルスーパーヘテロダイン+DSP 中間周波数:10.7MHz DSPチップ:Si4732 (AM及び SSB受信可能。SSB patch : PU2CLR SI4735 Library for Arduino) |
制御 | MCU : STM32G030K8T6 PLL : Si5351A 基準クロックは 0.5ppm TCXO |
電源 | 3.7V 2000mAh Li-Po電池1個内蔵 外部入力 5V 0.5A or 3A USB-TypeC・USB PD対応 |
外形寸法・重量 | W108mm x D74mm x H44mm(突起物を除く) 重量:253g(内蔵 Li-Po電池を含む) |
2024年版の 50MHz AMトランシーバー自作機・DTR-24。NFB付きゲート変調がうまくいったので新しく 50MHz AMトランシーバーとしてまとめました。出力 500mW。変調波形良好。効率UP。
デザインは DTR-20から変わってないのでほぼ同じ。一応、ボタンのキャップの色だけ変えてます。
現在免許の変更申請中。まだ ON AIRできません。
2024.5.22 追記。変更申請受理されました。ON AIR可能。
左斜め上から。左側面にヘッドフォンコネクタとマイクコネクタがあります。左後方はアンテナコネクタ。
右側面には USB Type-Cコネクタがあります。内蔵 Li-Po電池を充電するのに使います。なお、DTR-24では USB PDに対応していて 5V 3A供給する USBホストの場合はそちらから電源供給することも可能になってます。使わないと思いますが。
上面。スピーカーがついてます。スピーカーが上向きなので多少の雨とかの水滴でも劣化しないようにマイラーコーンのものを使っています。
また、アンテナコネクタは背面を下にして置いた場合にも問題なく使えるようにケースは切り欠いた形状になっています。
底面と背面。「ゴム足」がついています。ゴム製じゃないと思いますが。本当にゴムだと10年くらいすると溶けることがあったりするし。
底面の黄色いのはジャンパーピンです。これを抜くと内蔵Li-Po電池が切り離されます。
自作機ですので「完成」した 2024年4月以降もなんか気がついたことがあれば改造などしています。回路を追加するなどした内容を盛り込んだ基板をリメイクしました。
新しい送信基板。FETの出力のインピーダンスマッチング回路を変更して効率アップを計りました。あわよくば 1W出力を狙った(うまくいったら DTR-25としようとした)のですがさすがに無理でした。電源回路は強化していてコンデンサーが大きくなったりしています。変調回路の電源まわりも変更し、バッテリーが無くなる寸前でも問題なく動作するようにしました。以前は電源電圧が 3.4V以下になると回路が影響を受けて出力が下がったり不安定になったりしてたので。
結果として回路構成は変更なしの 500mWのまま。ただし、電池電圧低下時の動作が安定化。回路効率は少々アップ。
2025年版 送信基板回路図(PDF)
±1MHzの範囲。全く問題ないレベル。PLL(Si5351A)出力に BPFが入ってるのと緩衝増幅のトランジスターが1段入ってるせいか KTR-12には出ている 49.7MHzのスプリアスは見当たりません。
50.245MHzにヒゲがありますがこれは測定器(RTL-SDR.COM V4)によるものです。トランシーバー(DTR-24)の電源をOFFにしても観測されるので。
ちなみに変調度を 110%にするとこんな感じ。ヒゲが増えます。
こちらは受信基板。大きな変更はありませんが、FMにプリアンプを追加しました。
2025年版 受信基板回路図(PDF)